火狩りの王

各話あらすじ

第七話「邂逅」

道に迷った灯子とうこに声をかけたのは綺羅きらだった。燠火おきび家で煌四こうしの看病をする綺羅は、彼に灯子とかなたの話を聞かせる。体調が回復した煌四は、油百七ゆおしち雷火らいかの威力を引き出す方法、そして炉六ろろくに計画の手助けをしてもらいたいことを告げる。

再びかなたを連れ、灰十はいじゅうの家族を捜しに出かけた灯子は、ついに煌四と出会う。泣きながら謝罪する灯子に対して、かなたを送り届けてくれた礼を言う煌四は、早めに首都から離れるよう告げる。