火狩りの王

各話あらすじ

第六話「首都」

炉六ろろくの夜狩りに同行する煌四こうし。森の中で、首都の偵察に来ていた蜘蛛の男が火狩りたちに捕らえられている場面に出くわした彼は、蜘蛛が古代の火に近づいても燃えない体を手に入れたことを知る。

一方、ようやく首都へとたどり着いた灯子とうこたちは、炎魔えんまによって瀕死の重傷を負った照三しょうぞうを彼の家に運び込む。そのまま照三の家に世話になることになった灯子は、かなたと鎌、守り石を届けるため、灰十はいじゅうの家を捜しに出かける。